望月

この世をば

わが世とぞ思ふ

望月の

欠けたることも

なしと思へば

 

藤原道長

 

今日はこの句が詠まれてから1000年だそうですね

途方もないくらい前のことだけど

見ている月はきっと変わらないんだろう

こちらの月はまんまる綺麗です

 

小学校だったか中学校だったか、

摂関政治を習った頃に出てきた道長

この句を初めて聞いたときには

(最強の貴族だな…)とかって思ってました

 

この後力を持ちすぎて武士が反乱を起こし始めるわけだから

本当に後の平家物語の言葉を借りると「おごれる人も久しからず」ということですね

 

道長のように月を見上げる余裕もない人も多い時代かもしれないけど

スマートフォン見ながら下ばっかり見てないで

冬の匂いを感じたり、空模様を観察したりする時間を大事にしたいな

 

そんなことをつらつらと書いている今日の私は

クリスマスに染まる街を歩きまわって

イヤリング、ヘアアクセサリーとネックレスを買ったのでごきげんです

 

あと本屋さんで友人の名前が編集者として本の後ろに名前が載ってたのを初めてこの目で見ることができて、ちょっと感動しました

 

いろんな友人に想いを馳せながら朝から過ごしたので皆とお話ししたいな〜