2021/11/02

一年振りに寝坊した、先週の木曜日。

Oさんという私が管理者をしているプロジェクトで働いているオペレーターさんからロッカールームで話しかけられた。

 

Oさんはとても可愛らしい女性で、小学生のお子さんがいる母でもある。

何年前になるか、まだコロナがどうとかなる随分と前、プロジェクトのキャンペーンで条件をクリアして会社持ちでお食事会にいくというイベントがあり、そこで私達は同じテーブルになった。

女性の方が多いプロジェクトで、私たちのテーブルも女性ばかり。すると当然(?)夫や彼氏の話になり、これまた当然のように私にも話が振られ、長く付き合っている彼氏がいると答えた。そうすると大体次は結婚するのか?という質問になるのだが、まぁ当時は適当に答えていた。

そこで隣にいたOさんは私に自分の話をしてくれた。彼女は結婚も考えていた彼と別れた後、職場の後輩からアタックされて終ぞ結婚したという。可愛らしい見た目からは想像できない波瀾万丈なストーリーだった。そこで彼女は「今の彼氏と結婚するかは分からないよ〜」と締めくくったのだった。当時すごく面白いなぁと思ったことを覚えている。

 

そしてそんな話をした数年後、その当時付き合っていた彼と結婚したことを彼女に報告したらすごく喜んでくれた。それから彼女はなんと結婚祝いまで用意してくれたらしい。

 

らしい、というのは。冒頭の木曜日の話に戻る。急に話しかけて来た彼女から、「BRUNOって持ってる?」と聞かれ、「持ってないです〜」と答えたところ、むふふな笑い。

(あ、もしかしたらなんか、持ってたら聞きたいことでもあったかな?)と思い、「何でですか?」と聞くと「結婚祝いにあげようと思って」との返事。

(誰か身の回りの人が結婚してお祝いにあげようか検討しててどんな感じか聞きたかったのかな〜)と自己完結させてたところ、ふとある考えがよぎる。「え、私にですか!?」

堪らず笑い出すOさん。「Aちゃんによ〜!何ヶ月か前から買ってたけど、買ったはいいものの持ってるかな〜と思ってあげられんかった〜。今度サプライズで持ってくるね!!」と矢継ぎ早に話し出す。

 

そして今日。お〜きな荷物を持って出勤してくださり、ご丁寧に持ち帰りやすいよう一箱ずつ袋に入れてくださっていた。

持ち帰って中を見ると、お手紙まで入っていた。読んだら、例のあのときの食事会の話が書いてあってちょっとうるっときた。

あのときしかプライベートでは会ってないのに。彼女のシフトの10時から14時の間だけの関係なのに。ありがたいね〜。

 

夫も帰って中身を一緒に見てたら、何作ろう〜ってワクワクしていた。明日早速使ってOさんにお礼を言おうと思っている。