満足

十分満ち足りていること。また、そのさま。

 

 

今日は朝8時起床。

昨日届いたステンレスダッチオーブン

彼が作ったビーフシチューで朝食を摂る。

(サプライズで渡したダッチオーブンはかなり喜んでもらえた。)

 

洗濯機を2回回したら、私はスピッツを聴きながらシャワーを浴びる。

朝から動くと時間に余裕がある。これが早起きは三文の徳というやつか。

 

それから流石にかなり汚くなっているフローリングに掃除機をかけて、

小一時間二人で這いつくばって床拭き掃除をしていた。

それでも正午くらい。まだまだ今日はこれからだ。

 

自販機で買ってきたキンキンに冷えたコーヒーを飲みながら休憩。

学生時代の掃除時間を思い起こさせる雑巾掛けだが、今となってはなかなかの重労働だった。まぁ今の方が真剣に取り組んでるけど。

 

今日は出掛ける日と二人で決めていた。動画サイトにあるサッカーチームのドキュメンタリーを観ていたら、見入ってしまって、いつのまにか午後の一番暑くなる時間に差し掛かっている。暦では秋だが、今日は気温が高くなる予定だ。

 

二人は似た服装に身を包み、バイクに乗る。3ヶ月ぶりにカメラも一緒だ。こいつが居れば、それを理由に遠くにも行ける。

 

今日の目的地は、自然いっぱいの川の上流。私が小さい頃父に連れられた場所。父は私が怪我しないように抱えながらどんどん上流に登ったっけ。岩をひっくり返して、たくさんの生き物と触れ合ったのが懐かしい。今日は一人で進まないといけない。

 

15時には川を下ってカフェに寄る。

少し冷えてたみたいだ。珈琲が沁みる。

なんだかんだ1時間くらいゆっくりしてたみたいで、時計の長い針は一周しようとしていた。

 

小腹も満たされたところで、次なる目的地は、温泉。

露天風呂は最高に気持ちがいい。

身体が芯から温まりつつも空気は秋らしく冷たくて、この上ない。

 

またバイクに乗り、向かう先は私達が出会った大学のある街。ここには彼の実家がある。夕食は彼の母の手料理をご馳走になる。お母さんは私たちのことを思ってこうやっていつも美味しいものをたくさん作ってくださる。

 

彼のご両親と、彼の弟と。彼が(言葉にはしないけど)大好きな彼の家族と過ごして、今日は大団円を迎えた。気持ちよく寝られそうだ。